引っ越したアパート住人には粗品を

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 虚礼廃止の機運が高まっている影響か、引っ越し先で住人同士の挨拶をすることは義務ではない。

 不動産屋さんからも、「できることなら、挨拶はしたほうがいい」程度の努力目標という範囲でおさまっている。

 そんなご時世、実際に挨拶をしてみたらどうなるのか、今回はそんなお話。

ピンポン挨拶はムリなので粗品

 とはいえ、ピンポン突撃して「○○号室に越してきた者だぜ!」は思い切りがよすぎる陽キャの専売特許。陰キャのワシには、逆立ちしたって無理なアクションであることは誰の目にも明らか。

 なので、粗品を勝手にポストに突っ込むことにした。

 指定ゴミ袋に、「○○号室に越してきた者だぜ!」ってな内容の手紙を貼り付け、そのままポストに突っ込むというもの。

 この方法なら、相手が在宅中であろうが、留守であろうが構わずに突っ込める。「こんなモンいらんわ!」と返ってきたことは、今のところ一度もない。

 注意点は以下。

  • プライバシーの関係上、本名は名乗らない方がいい。○○号室に越してきた者です、みたいな。
  • 手紙の筆跡は意図的に変える。特に女性は要注意。「かわいらしい字」で書かかれていると危ないから、パソコンで印刷するとか。
  • 在宅時間外を狙う方がメンタル的に安心。平日の昼間とか。ワシは早朝に決行した。
  • 粗品はポストに入る物を考えると、指定ゴミ袋がいい。

成果

 早朝のゴミ出しをしていた時、ハツラツとした声で「おはようございます!」と住人からいわれたことが計2回。その爽やかぶりに、チョイとめまいがしたワシ。

 少なくとも粗品を出す分には「敵じゃありませんよ」アピールはできているということなので、成果はあるっちゃある模様。

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