某ガス協会とプロパンガス代金をめぐって電話相談

 築うん十年のズタボロアパートに住んでいるワシ。ボンビーな財布に重くのしかかってやまないプロパンガス代金を勘案し、某なんとかガス協会にワラにもすがる思いで電話相談した。

一般的に賃貸アパートのプロパンガス代金は都市ガスの2倍程度は覚悟しなければならない。

 ワシ「…という訳なんです。」

 受付「左様でございますかー。ちなみに、どちらのガス会社さんですか?」

 ワシ「○○ガスです。」

 受付「○○ガスさんですかぁ…(クソデカため息)」

 受付のウンザリさ加減から、○○ガスが適正な値段で商売していないことが推測され、思わず浮き立つワシ。ところが、

 受付「それで1月の使用量はいくらですか?」

 ワシ「1.2m3です。」

 受付「は?」

 受付「いや、あの、単身赴任の中年男性でも5m3程度は使うんですけど?」

 不覚であった。いきなりディスられた主語のでか過ぎる単身赴任の中年男性像もさることながら、某ガス協会の想定する真冬のガス使用量をはるかに下回っていたことが露呈しちゃったワシ。

 そんなワシに受付は、オオカミ少年がごとき「ウソつき野郎(1.2m3不潔マンは想定外)」と認定。その後は同情的な態度から一転。どんなセリフを吐いても、のれんに腕押し状態で惨めな敗北を喫した。

 シャワーは30秒で事足りるだろうがクソァ!